校長あいさつ
松江清心養護学校のホームページにようこそお越しくださいました。この4月から本校に参りました校長の妹尾貴巳と申します。
本校は肢体不自由教育を専門とする特別支援学校です。県内には本校のほかに、肢体不自由教育を専門とする学校は、江津清和養護学校があります。また知的障がい特別支援学校で肢体不自由部門を設置しているのが、出雲養護学校、益田養護学校の2校です。東西に長い本県の肢体不自由教育を担う特別支援学校はこの4校となります。本校は県東部の肢体不自由教育の中核としてセンター的機能を果たしていきます。
本校には、医療機関である東部島根医療福祉センターが隣接しており、緊密な連携のもと日々の教育を進めています。このセンターに入院している児童生徒、自宅から通学する児童生徒、自宅にて訪問教育を受ける児童生徒が在籍し、今年度は6月1日現在小学部20名、中学部19名、高等部16名の計55名が学んでいます。
本校では、校訓「自立」「希望」「感謝」のもと、「自立と社会参加をめざし、共生社会の中をたくましく生きていく児童生徒の育成」を学校教育目標とし、今年度は「One 清心」をキャッチフレーズとして、教職員さらに一丸となって児童生徒の教育的ニーズに応えるために、力を結集して日々の実践に取り組んでまいります。
今年度の重点目標として下記の3つを掲げ取り組んでいきます。
〇 児童生徒が主体的に学ぶことができる授業の充実
〇 児童生徒が地域の中で学び、豊かな生活を送るための体制づくり
〇 児童生徒が安心安全に学ぶことができる教育環境の整備
児童生徒の健康状態に留意し、学習活動に取り組みやすくする配慮等を整えた上で、一人一人の主体的な学びを引き出す授業実践に磨きをかけていきたいと思います。
また、昨年度実現することができた2つのボッチャ大会※を今年も行い、児童生徒が主体的にスポーツに取り組む機会を確保しながら、地域の方や他校との交流を充実させ、誰もが暮らしやすい共生社会につながる地域づくりに貢献していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
※ 2つのボッチャ大会とは
1,県内特別支援学校12校を対象としたボッチャ交流会
2,地域の方と実行委員会をつくり、地域の住民、隣接する小学校や高等専門学校、福祉サービス事業所、県教育委員会等と交流するボッチャ大会。