高等部

卒業後の生活を見据え、社会で発揮できる力を養うとともに、人と関わりながら自分らしく生きようとする生徒の育成を目指して取り組んでいます。

高等部の紹介

　令和6年度は、１7名の生徒が在籍し、それぞれの実態に応じた学習に取り組んでいます。

　高等部の３年間は、学校生活から社会での生活にスムーズに移行するための大切な期間として、卒業後の暮らしを見据えて指導を行っています。

　高等部では「いつでも　どこでも　だれとでも～自分の力で自分から～」をスローガンにして、生徒が自分らしく生きていく力を伸ばすために、授業で養った力を地域でも発揮する機会を積極的に設けています。

高等部　教育目標

積極的に社会に関わり豊かに生きようとする生徒の育成

自立に必要な学力や心身の健康に気をつけて生活する力を育てる。
社会性を身につけ、積極的に人とかかわる力を育てる。
身につけた学力を現在及び卒後の生活に活用する力を育てる。

学習の様子

　生徒それぞれの実態やニーズに応じて、いろいろな学習グループで学んでいます。

各教科

理科

情報

体育

音楽

美術

生活単元学習

野菜を育てよう

夏祭り

防災学習（実験）

日常生活の指導

朝の会

係活動

作業学習

　　　　　　　　　　　　ビニール生地作り

　　　　　　　　　　　　　　販売会

総合的な探究の時間

職場見学・先輩へのインタビュー

就職ガイダンス受講

現場実習決意表明会・報告会

自立活動　　　　　　　　　　　　

一人ひとりの課題に応じた個別学習

温水プールでのプール学習

学部の行事

学部集会

　学期の初めと終わりに、担当学級で役割分担をして集会を企画運営します。友達と楽しく関わるゲームや、日頃の学習を披露して楽しむ中で、人前で発表する力を養ったり他の学級との関わりを深めたりしています。

修学旅行

　「進路選択に関わる見学や体験」、「余暇の充実に繋がる学習」等を主なねらいとし、高等部２年生が地域の魅力を発見する修学旅行を実施しています。

　令和5年度は、安来・奥出雲方面に１泊２日の修学旅行に行きました。

　１日目は珍しい「スティールパン」という楽器の演奏を聴いて実際に叩いたり、グループで藍染をしたりして安来の文化等を体験した後、念願の宿泊ができました。

　２日目はみんなで１１月にラストランとなったトロッコ列車オロチ号へ乗車したり、牧場へ行って牛と触れ合ったりしました。地域の魅力を味わい、仲間との絆を深めた修学旅行になりました。

高等部スポーツフェスティバル

　令和5年度の「スポーツフェスティバル」は、赤組・青組に分かれ、「応援合戦」と「バラエティボウリング」「フロアバレー」の２つの競技、全員での「生馬音頭」の踊り、という内容で実施しました。

　競技では、ボールを選び、ピンをねらって最後までやりきる姿、友達と声をかけてパスをまわし、ボールに向かっていく姿など、一人ひとりが自分の力を発揮した爽やかなプレーに、友達や参観の保護者の皆さんから大きな拍手がおこっていました。また、学校のある生馬地区の風景から「桜」や「田んぼ」等のイメージを出し合って振り付けた間奏部分も加えた「生馬音頭」を会場全員で踊り、一体感のあるスポーツフェスティバルになりました。

高送会

　「高等部卒業生を送る会」では、在校生が企画して楽しい出し物やプレゼントを準備し、卒業生への感謝を込めてにぎやかに卒業を祝います。

プレゼント作り

入場曲練習

卒業生へプレゼント贈呈

地域との連携事業

　日頃の授業で培った力を校外の方々との活動でも発揮できるように、令和４年度から、地域との連携授業を行っています。授業の中で学んだことを地域の方と一緒に体験したり、触れ合いの中で自分らしく気持ちを表したりして、お互いのことを理解し、地域の良さを実感する学びとなっています。地域の中での自分たちの役割や活動の広がりにつながる貴重な機会と考えています。